選手の脚力・脚質を比較して
主導権を握るラインを予想
平均競走得点、バック回数・ホーム回数・ジャン回数・S回数、決まり手、戦法
戦法と脚質 脚質による得意な戦法
 
どのラインが主導権を握るのか、
どのラインが捲りにまわるのか?
それには「先行・捲りタイプ」の選手の脚力・脚質など
を比較します。
ではこのレッスンで実際に専門紙のどの部分で
比較しているのか見ていきましょう。
 
選手の脚力・脚質を比較して主導権を握るラインを予想
1.平均競走得点
平均競走得点とは、レースの格と着順によって各選手に与えられる点数のことで、いわば選手の“偏差値”のようなもの。この数値が高いほど、脚力のある選手と考えていいでしょう。上図の場合、上段が一つ前の時期の得点、下段が今期の得点です。この差によっても選手の調子が大筋でつかめます。
※選手の級班は左から現在、前期、前々期です。
2.バック回数・ホーム回数・ジャン回数・S回数
各選手の枠の左から「BS(バック回数)」「HS(ホーム回数)」「JN(ジャン回数)」「S数(エス回数)」を表しています。
これにより、それぞれの選手の仕掛けどころやレースの組み立て方がわかります。BS・HS・JNの回数が多いほど、徹底先行タイプの選手といえます。
BS・・・ゴールまであと半周のバック線を先頭で通過した回数
HS・・・ゴール1周前のホーム線(ゴールライン)を先頭で通過した回数
JN・・・ゴール1周半前のバック線を先頭で通過した回数
S数・・・スタートで前を取った回数
3.決まり手

字がぎっしり詰まった
専門紙もポイントごとに見ると
なんとなく分ってきますね。

 
 

新聞のデータの内容は
わかったけど、やっぱり経験しないと予想は難しい。

 
決まり手の欄では、その作戦をとったときの強さを表しています。
左から逃げ、まくり、追い込み、マークを意味し、それぞれの決まり手で連に
からんだとき(1着・2着になったとき)の回数が表示されているのです。
数字が書いていないところは、その決まり手で連にからんだことがないことを
意味します。
4.戦 法
ここでは選手の得意な戦法を表しています。
逃脚・・・ 徹底的に先行して競走するタイプ
逃捲・・・ 先行するが、まくっても競走するタイプ
自在・・・ 先行・まくり・マークなど、レースによってどんな戦法でもこなすタイプ
追込・・・ 先行タイプの後ろにつき、前の選手を抜いていく競走をするタイプ
「差し」と書かれている場合もあります。
戦法と脚質

競輪には数種類の戦法がありますが、それはどんな脚質の選手に向いているのでしょうか。

逃 脚 地脚タイプと呼ばれる長い距離を、強い風圧を受けながら踏める選手に向いています。競走のペースを自分で作ることができるというメリットがあります。
捲 り 先行する選手を追い抜くためにそれ以上のスピードを出して走ることができる、ダッシュ力に自信をもつ選手。いわゆるスプリンタータイプが向きます。
追 込 最後の直線で勝負をする選手で、レース中の位置取りやゴール前のコース取りが上手な選手が多いようです。